- サウナに入ることで痛風が良くなるって本当?
- サウナに入ると痛風発作が起きやすくなるの?
- 痛風でもサウナに入っても大丈夫?
こんな悩みを解決できる記事になっています!
この記事を読み終えることで、サウナが痛風に与える影響を理解し、痛風患者がサウナを安全に利用するための注意点を知ることができます。
記事の前半では『サウナが痛風に与える影響』について、体温上昇による代謝の促進や発汗による尿酸排出の可能性を解説します。後半では『痛風患者がサウナを利用する際の注意点』として、主治医への相談の重要性や痛風発作時のサウナ利用を避けることなどを説明します。
- サウナ歴:10年
- 愛知県のサウナー
- サウナ・スパ健康アドバイザー取得
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サウナが痛風に与える影響
サウナが痛風に与える影響について解説していきます。
サウナには痛風に良い面と悪い面があるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
サウナが痛風に与える影響は以下の3つが挙げられます。
それぞれ解説していきます。
体温上昇による代謝の促進
サウナに入ると体温が上昇し、代謝が促進されます。
代謝が上がることで、体内の老廃物の処理がスムーズになり、尿酸の排出も期待できるのです。
実際に、サウナに入ると以下のような変化が起きています。
- 体温が上昇し、発汗量が増える
- 血行が良くなり、老廃物の排出が促される
- 新陳代謝が活発になり、体内の浄化作用が高まる
つまり、代謝アップによって痛風の原因である尿酸の排出が期待できるということですね。
ただし、体調によっては代謝が上がりすぎてしまうこともあるので、様子を見ながら利用しましょう。
無理はせず、ほどほどに楽しむのがコツですよ。
発汗による尿酸排出の可能性
サウナで大量に汗をかくことで、尿酸が排出される可能性があります。
汗には老廃物が含まれているため、発汗によって体内の尿酸を体外に排出できるのです。
実際に、サウナに入ると以下のような変化が期待できます。
- 大量の発汗により、体内の老廃物が排出される
- 汗と一緒に尿酸が体外に排出される可能性がある
- 体内の尿酸濃度が下がり、痛風発作のリスクが減る
つまり、汗をたくさんかくことで、痛風の原因物質である尿酸を体外に出せるかもしれないということですね。
ただし、汗の中の尿酸濃度はそれほど高くないので、劇的な効果は期待できないでしょう。
とはいえ、定期的なサウナ利用は痛風の予防に役立つ可能性があるので、試してみる価値はありそうです。
脱水による尿酸濃度の上昇と痛風発作のリスク
サウナで大量に汗をかくと、体内の水分が失われ、脱水状態になってしまいます。
脱水により体内の尿酸濃度が上昇すると、痛風発作を引き起こすリスクが高まるのです。
実際に、脱水状態になると以下のような変化が起きやすくなります。
- 体内の水分が不足し、尿の量が減る
- 尿酸の排出が滞り、体内の尿酸濃度が上昇する
- 尿酸濃度が高まることで、痛風発作のリスクが高まる
つまり、サウナで大量に汗をかきすぎると、逆効果で痛風が悪化してしまう可能性があるのです。
特に、もともと脱水気味の人や水分補給が不十分な人は要注意です。
サウナ利用前後は、しっかりと水分を補給するようにしましょう。
サウナに入る場合は、必ず水分の補給を十分に行い、1日の総尿量が2 L以上になるように水分を摂るようにしましょう。尿酸を排出する目的でサウナに入ることはおすすめしません。
引用元:気になる尿酸値
痛風患者がサウナを利用する際の注意点
痛風患者がサウナを利用する際の注意点についてお伝えします。
サウナは健康に良いイメージがありますが、痛風患者が利用する際はいくつか気を付けるべきポイントがあります。
痛風患者がサウナを利用する際の注意点は以下の3つです。
それぞれ解説していきます。
主治医への相談
痛風患者がサウナを利用する際は、まずは主治医に相談することが大切です。
個人差はありますが、症状によってはサウナ利用が適さない場合もあるので、専門家のアドバイスを仰ぐべきなのです。
実際に、主治医に相談すべきケースは以下のようなものがあります。
- 現在、痛風の症状が出ている状態である
- 痛風発作を頻繁に起こしている
- 治療中であり、薬の影響が気になる
- 合併症があり、体への負担が心配である
主治医はあなたの症状や体質を考慮した上で、サウナ利用の可否を判断してくれるはずです。
また、利用する際の注意点やアドバイスももらえるので、安心ですね。
医師の判断を仰ぐことが、安全なサウナ利用への第一歩ですよ。
痛風発作時のサウナ利用は避ける
痛風発作が起きている最中は、サウナ利用を避けるべきです。
発作時は関節の炎症が強く、サウナの高温多湿な環境が症状を悪化させる可能性が高いのです。
実際に、発作時にサウナに入ると以下のようなリスクがあります。
- 関節の炎症がさらに悪化する
- 痛みや腫れが増強し、苦痛が強くなる
- 体への負担が大きくなり、回復が遅れる
- 脱水により尿酸濃度が上昇し、発作が長引く
つまり、発作時のサウナ利用は百害あって一利なしということですね。
痛风の症状が落ち着くまでは、サウナを控えるようにしましょう。
我慢は大変かもしれませんが、体のことを考えて休養を優先してくださいね。
利用中の体調変化に注意
サウナ利用中は、体調の変化に注意を払うことが大切です。
痛風患者の中には、サウナの高温多湿な環境が合わない人もいるので、様子を見ながら利用しましょう。
実際に、サウナ利用中に以下のような症状が現れたら要注意です。
- 関節の痛みや違和感を感じる
- めまいや立ちくらみ、吐き気がある
- 動悸や息切れ、胸の痛みがある
- 脱水症状(喉の渇き、尿量の減少など)がある
もし異変を感じたら、無理せずにすぐにサウナを出るようにしましょう。
また、こまめな水分補給を心がけ、体調管理に努めることも大切です。
自分の体の声に耳を傾けながら、サウナを楽しむことが賢明な利用法ですよ。
さいごに:【痛風とサウナ】体温上昇と発汗の影響!脱水にも要注意!
今回は、サウナが痛風に与える影響と、痛風患者がサウナを利用する際の注意点について解説しました。
サウナが痛風に与える影響は以下の3つでした。
- 体温上昇による代謝の促進
- 発汗による尿酸排出の可能性
- 脱水による尿酸濃度の上昇と痛風発作のリスク
以上のように、サウナには痛風に良い面と悪い面があるのです。
また、痛風患者がサウナを利用する際の注意点は以下の3つでした。
- 主治医への相談
- 痛風発作時のサウナ利用は避ける
- 利用中の体調変化に注意
痛風患者がサウナを利用する際は、以上の点に気を付ける必要があります。
あなたも、サウナを利用する際は体調に合わせて適切に利用し、痛風の改善と予防に役立ててください。
サウナは体に良い効果もありますが、痛風患者にとっては注意が必要な場合もあります。
まずは主治医に相談し、自分の症状に合ったサウナの利用法を見つけることが大切ですよ。