- 妊娠中のサウナ利用は本当に大丈夫なの?
- フィンランドではよく利用されているって聞くけど、安全性は?
- 妊娠週数によってサウナ利用の留意点は変わる?
このようなお悩みを解決します。
普段からサウナを活用されている女性の中で「妊娠中だけど、サウナに行きたいな・・・」と思われる方もいるのでは?
この記事を読み終えることで、妊娠中のサウナ利用のメリットや注意点を理解し、安心してリラックスタイムを楽しめるようになります!
記事の前半では『妊娠中のサウナ利用のメリット』として、ストレス解消や妊娠に伴う不調の緩和などについて解説し、後半では『妊娠中のサウナ利用における注意点』として、適切な室温や水分補給の重要性などについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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妊娠中はフィンランドではサウナには影響ないと言われている。
サウナと妊娠の関係についてフィンランドの医学会で報告がされました。
その内容によると、サウナと胎児への直接的な影響はないと言われています
フィンランドにおけるサウナは日本における温泉のようなものですが、日本とは違い日常的に妊娠中の女性がサウナを利用しているみたいです。
もし仮にサウナと胎児への影響が関係するならフィンランドにおける発達障害や奇形児等の割合が高くなりそうですがそのような話も上がっていません。
つまり、サウナ自体は胎児に影響は与えません!
仮にもし問題があるとすればそれは脱水症状が起きていたり女性の体調不良によるものでありそこさえちゃんと管理できれば問題はあんまりないと言えるでしょう。
とは言ってももちろん注意点もありますのでそれも紹介します。
妊娠中のサウナ利用メリット
妊娠中のサウナ利用のメリットは以下の通りです。
- ストレス解消とリラックス効果
- 妊娠に伴う不調の緩和(浮腫み、冷え性、腰痛など)
- 血行促進と新陳代謝の向上
それぞれ解説していきます。
ストレス解消とリラックス効果
サウナに入ることで、ストレス解消とリラックス効果が得られます。
妊娠中は、ホルモンバランスの変化や体の変化によって、ストレスを感じやすくなります。
実際に、妊娠中の女性は以下のようなストレスを感じている人が多いです。
- 体型の変化に対する不安
- 出産や育児への不安
- 仕事と妊娠の両立への不安
サウナに入ることで、心身ともにリラックスでき、ストレスを解消することができるのです。
また、サウナに入ることで、体の緊張がほぐれ、リラックスした状態を作ることができます。
ただし、長時間のサウナ利用は控えめにしましょう。
妊娠に伴う不調の緩和(浮腫み、冷え性、腰痛など)
サウナに入ることで、妊娠に伴う不調を緩和することができます。
妊娠中は、ホルモンバランスの変化や体重増加によって、さまざまな不調が起こりやすくなります。
例えば、以下のような不調が起こりやすいです。
- 浮腫み
- 冷え性
- 腰痛
- むくみ
サウナに入ることで、血行が良くなり、老廃物の排出が促進されるため、不調を緩和することができるのです。
また、サウナの熱によって、筋肉の緊張がほぐれ、腰痛などの症状を和らげることができます。
ただし、体調に合わせて、無理のない範囲で利用するようにしましょう。
血行促進と新陳代謝の向上
サウナに入ることで、血行が促進され、新陳代謝が向上します。
妊娠中は、体重増加や体型の変化によって、血行が悪くなりやすく、新陳代謝が低下しがちです。
実際に、以下のような症状が現れやすいです。
- 手足の冷え
- むくみ
- 肌荒れ
- 便秘
サウナに入ることで、血流が良くなり、体の隅々まで血液が行き渡るようになります。
また、発汗作用によって、老廃物の排出が促進され、新陳代謝が向上するのです。
ただし、妊娠中は体温調節機能が低下しているので、のぼせないように注意が必要ですよ。
妊娠中のサウナ利用における注意点
妊娠中のサウナ利用には、いくつかの注意点があります。
適切な利用方法を守ることで、安全にサウナを楽しむことができるので、注意点をしっかりと理解しておきましょう。
妊娠中のサウナ利用における注意点は以下の通りです。
- 適切な室温と滞在時間の選択
- 水分補給の重要性と脱水症状の予防
- 貧血や過呼吸のリスクへの注意
- 感染症予防のための衛生管理
- 体温が39℃を超えないこと
- 温度の低いサウナならより安心
それぞれ解説していきます。
適切な室温と滞在時間の選択
妊娠中のサウナ利用では、適切な室温と滞在時間の選択が大切です。
高温のサウナに長時間入ることは、胎児への悪影響が懸念されるため、避けるべきなのです。
妊娠中のサウナ利用では、以下のような点に注意しましょう。
- 室温は70~80℃程度が適切
- 一回の滞在時間は10~15分程度が望ましい
- 体調に合わせて、無理のない範囲で利用する
高温すぎるサウナや長時間の利用は、体温上昇や脱水症状のリスクが高まるので注意が必要です。
また、サウナに入る前後は、水分補給を十分に行い、体を冷やすことも大切ですよ。
無理のない範囲で、適切な室温と滞在時間を選択しましょう。
水分補給の重要性と脱水症状の予防
妊娠中のサウナ利用では、水分補給の重要性と脱水症状の予防に注意が必要です。
サウナに入ることで、大量の汗をかくため、体内の水分が失われやすくなります。
妊娠中は特に、以下のような脱水症状のリスクが高まります。
- めまい
- 立ちくらみ
- 頭痛
- 吐き気
サウナに入る前後は、十分な水分補給を心がけ、脱水症状を予防することが大切なのです。
また、サウナ室内でも、こまめに水分を補給し、体内の水分バランスを保つことが重要です。
ただし、アルコールは利尿作用があるため、避けるようにしましょう。
脱水症状は、胎児への悪影響につながるので、しっかりと予防するようにしてくださいね。
貧血や過呼吸のリスクへの注意
妊娠中のサウナ利用では、貧血や過呼吸のリスクにも注意が必要です。
妊娠中は、ホルモンバランスの変化によって、貧血になりやすい時期です。
サウナに入ることで、以下のような症状が現れる可能性があります。
- めまい
- 立ちくらみ
- 動悸
- 息切れ
貧血の場合、サウナの高温環境で気分が悪くなったり、過呼吸を起こしたりするリスクが高まります。
また、過呼吸は、体内の酸素濃度が低下し、胎児への悪影響が懸念されます。
貧血の症状がある場合は、医師に相談し、サウナ利用を控えるようにしましょう。
感染症予防のための衛生管理
妊娠中のサウナ利用では、感染症予防のための衛生管理にも注意が必要です。
サウナは、高温多湿の環境であるため、細菌やウイルスが繁殖しやすい場所です。
妊娠中は、感染症にかかるリスクが高まるため、以下のような衛生管理が大切です。
- サウナ室内の清掃と消毒
- 個人用のタオルやマットの使用
- サウナ室内での飲食の禁止
- 体調不良時の利用自粛
サウナ施設側の衛生管理に加えて、利用者自身も衛生面に気を配ることが重要なのです。
また、感染症の症状がある場合は、サウナ利用を控えるようにしましょう。
体調管理に気を付けて、安全にサウナを楽しんでくださいね。
体温が39℃を超えないこと
妊娠中のサウナ利用では、体温が39℃を超えないように注意が必要です。
胎児は、母体よりも体温が高くなりやすいため、母体の体温上昇は胎児への悪影響が懸念されます。
サウナの高温環境で体温が上昇すると、以下のようなリスクがあります。
- 胎児の発育障害
- 早産
- 流産
- 奇形
体温が39℃を超えると、胎児への悪影響のリスクが高まるため、注意が必要なのです。
サウナ室内では、こまめに体温を確認し、体温が上がりすぎないように気を付けましょう。
また、体調に合わせて、無理のない範囲で利用することが大切ですよ。
体温管理に気を付けて、安全にサウナを楽しんでくださいね。
温度の低いサウナならより安心
冒頭でもお話ししたように、フィンランドでは妊婦さんのサウナが日常的に行われていると言いましたが。
ただ一概にサウナと言っても、日本のサウナとフィンランドのサウナには温度と湿度の違いがあります。
日本のサウナは基本的に80-90℃程度の高温で低湿度に対して
フィンランドのサウナは60-80℃で高湿度と温度が異なります。
妊娠中のサウナ利用では、温度の低いサウナを選ぶとより安心です。
高温のサウナは、体温上昇のリスクが高まるため、妊娠中は避けるべきなのです。
妊娠中におすすめのサウナは、以下のような特徴があります。
- 室温が70~80℃程度の低温サウナ
- 湿度が低めのサウナ
- 利用時間が短めのサウナ
低温サウナは、体温上昇のリスクが低く、胎児への悪影響が少ないと考えられています。
また、湿度が低めのサウナは、呼吸がしやすく、体への負担が少ないのです。
ただし、サウナ利用時間は、6分程度に抑えることが大切ですよ。
体調に合わせて、無理のない範囲で、温度の低いサウナを選ぶようにしましょう。
妊娠週数とサウナ利用の目安
妊娠週数によって、サウナ利用の目安が異なります。
妊娠初期や後期は、特に注意が必要な時期なので、妊娠週数に合わせたサウナ利用を心がけましょう。
妊娠週数とサウナ利用の目安は以下の通りです。
- 妊娠初期(~15週):サウナ利用は控えめに
- 妊娠中期(16~27週):医師に相談の上、利用可能
- 妊娠後期(28週~):サウナ利用は慎重に
それぞれ解説していきます。
妊娠初期(~15週):サウナ利用は控えめに
妊娠初期は、胎児の重要な器官が形成される時期であり、外部からの影響を受けやすいので、サウナ利用は控えめにするのが賢明です。
特に、妊娠初期は流産のリスクが高い時期でもあるため、サウナの高温環境は避けるべきなのです。
妊娠初期のサウナ利用では、以下のような点に注意しましょう。
- 室温は60℃以下が望ましい
- 利用時間は6分程度に抑える
- 体調に少しでも異変を感じたら、すぐに中止する
無理にサウナに入る必要はないので、体調に合わせて、控えめな利用を心がけましょう。
また、サウナ利用前には、必ず医師に相談し、安全性を確認することが大切ですよ。
妊娠中期(16~27週):医師に相談の上、利用可能
妊娠中期は、比較的安定した時期であり、医師に相談の上、サウナ利用が可能な場合があります。
ただし、妊娠中期でも、以下のような点に注意が必要です。
- 室温は80℃以下が望ましい
- 利用時間は8分程度までにする
- こまめに水分補給を行う
- 体調に異変を感じたら、すぐに中止する
医師に相談し、体調に問題がなければ、適度なサウナ利用は可能です。
ただし、過度な利用は控え、体調管理に気を付けることが大切ですよ。
また、サウナ利用後は、体を冷やすことを忘れずに行いましょう。
体調に合わせて、無理のないサウナ利用を心がけてくださいね。
妊娠後期(28週~):サウナ利用は慎重に
妊娠後期は、胎児が大きくなり、母体への負担が大きくなる時期であるため、サウナ利用は慎重に行う必要があります。
特に、以下のような症状がある場合は、サウナ利用を控えるべきです。
- 切迫早産の兆候がある
- 胎児の発育に問題がある
- 妊娠高血圧症候群と診断されている
- 体調不良が続いている
妊娠後期は、胎児への影響が大きいため、サウナ利用には十分な注意が必要なのです。
サウナ利用を検討している場合は、必ず医師に相談し、安全性を確認しましょう。
また、サウナ室内では、常に体調の変化に気を配り、異変を感じたらすぐに中止することが大切ですよ。
妊娠後期は、無理をせず、体調管理を優先するようにしてください
さいごに:【妊婦必見!】妊娠中のサウナ利用は大丈夫?影響と注意点を徹底解説
今回は、妊娠中のサウナ利用について、メリットや注意点、妊娠週数ごとの目安を解説しました。
妊娠中のサウナ利用のメリットは以下の3つでした。
- ストレス解消とリラックス効果
- 妊娠に伴う不調の緩和(浮腫み、冷え性、腰痛など)
- 血行促進と新陳代謝の向上
一方で、妊娠中のサウナ利用における注意点は以下の6つでした。
- 適切な室温と滞在時間の選択
- 水分補給の重要性と脱水症状の予防
- 貧血や過呼吸のリスクへの注意
- 感染症予防のための衛生管理
- 体温が39℃を超えないこと
- 温度の低いサウナならより安心
また、妊娠週数とサウナ利用の目安は以下の3つに分けられました。
- 妊娠初期(~15週):サウナ利用は控えめに
- 妊娠中期(16~27週):医師に相談の上、利用可能
- 妊娠後期(28週~):サウナ利用は慎重に
以上のように、妊娠中のサウナ利用には、メリットがある一方で注意点も多くあります。
妊娠週数や体調に合わせて、無理のない範囲でサウナを楽しむことが大切ですね。
サウナ利用前には、必ず医師に相談し、安全性を確認しましょう。
体調管理に気を付けて、快適なマタニティライフを送ってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。